皆様、こんにちは。
朝晩の冷え込みと日中の温度差で体調を崩しやすくなる頃でしょうか。
くれぐれもご自愛くださいませ。
さて、本日はビルの天井張替え施工例をご紹介いたします。
(施工前)
居住階と店舗やオフィスが入ったビルの天井です。
新築当初から30年程経過していますが、外観から内装も
オーナー様が入居されてる方や、利用されている方を気にかけて
手入れされているビルです。
しかし、画像中央に穴が・・
実は、4つの重い照明が取り付けてありました。
その中でも特に、今にも落ちてきそうな照明だけ急遽撤去されたとの事。
照明の重みで他の部分も天井が落ちてきそうと心配されていました。
ご依頼内容は天井張替えと照明を軽くて長持ちするLEDに取替えたい、
との、お話でした。
(施工中①)
先ずは、仕上げ天井材を剥がして石膏ボードが現れたところです。
(施工中②)
ボードも解体して、軽天だけになりました。
ダウンライト取付の為に軽天が切断されている部分もあり、
補強して天井を貼ることにしました。
(施工中③)
新しい石膏ボードを貼ったところです。
せっかくなので、消防設備機器も点検してもらい
現在に適した仕様をオーナー様へご提案してもらいました。
(施工中④)
仕上げ天井材「ダイロートン(ロックウール吸音板)のトラバーチン」を
貼っているところです。
吸音だけでなく、防火や断熱はもちろんのこと、
改めて資料を読んでいると「吸ホル機能」があるとか。
吸ホル機能とは、
「ホルムアルデヒドを吸着し、化学的に分解・無害化する働き」
だそうです。
(施工後 完成)
施工後、そして天井照明の明かりを点けたところです。
いかがでしょうか?
天井の照明は以前より1カ所減らしましたが、
以前よりも明るく感じます。
何でも時代に合わせてデザインの変化はあるのだな、と
建物を見ているとつくづく感じます。
近年ではデザインのスリム化だけでなく、機能性も向上しているようです。